「生活が苦しいから子どもを保育園に預けて働きたい！」と思ったとしても、今の日本では「現在、母親が働いていない」となると保育所には入り難いのが現状です。
最強なのは一時的にでも無認可保育所に預けて、入所順位を上げることなのですが「そもそも無認可保育所に預けるお金がない」と言うご家庭や「無認可保育所に預けるのは怖い」と言う方もおられるかと思います。
夫や両親に育児を協力して貰える方は用のですが、ワンオペ育児の方の場合「子どもを預ける場所もないのに、仕事を探せと言われても……」と、八方ふさがりになってしまうケースがあります。
在宅ワークでの保育園申請
専業主婦の方が「子どもを保育園に預けて働きたい」となると、お子さんは「保育に欠ける状態」ではないため、申請したところで入園するのは難しい状況です。
どうにかして「保育に欠ける状態である」と言うことを証明する必要があります。
内職を斡旋してくれる業者に頼んでみる
専業主婦の方が在宅ワーカーとして保育園を申請する時にオススメなのが「とりあえず内職で就業証明書を書いてもらう」という方法です。
在宅勤務の場合、外に出て働くよりも入所順位は下がりますが「求職中」で申請するよりも確実に順位が上がります。
内職をはじめる際、取引業者に保育園に提出する就業証明書を書いてもらえるか聞いてみてください。
内職でも就業証明書を書いてくれる業者さんは沢山あります。
すべての業者さんが書いてくれるは限らないので、最初に確認してみてくださいね。
もちろん内職をはじめたら、育児の合間に頑張らなくてはいけませんが、保育園の入園が決まったら内職をしながら就職活動をする事だって出来ますよね。
内職で保育園の入園が決定し場合、就職先が見つかったら現状を申請しなおしてください。
内職が見つからない。就業証明書を書いてくれない場合
内職と言っても仕事量には地域差があります。
内職が豊富にある地域だと良いのですが、お住まいの場所によっては「内職さえない」と言うケースもあるかと思います。
自営業者・フリーランスの場合、外に出て働く人に較べると保育園選考の点数を低くする自治体がほとんどでした。
しかし、ここ数年は働き方改革の影響で「多様な働き方を認める」と言う観点から、自営業者やフリーランスでもフルタイム勤務の会社員と同等の扱いをする自治体が増えています。
最近はパソコンを使ってアフィリエイターやライターとして開業し事業をしている主婦も少なくはありません。
もちろん、実際にWEBを経由して働く必要はありますが子どもと家にいながら始める事が出来るのは魅力的だと思います。
在宅で入力やライティングと言った作業を紹介してくれるWEBサイトも沢山ありますから、ご自分に合ったものを探してみてください。
クラウドワークスに登録して仕事を探してみる
税務署に開業届を提出する
本気度をアピールするために税務署に出向いて「個人事業の開業届出書」を提出するのも効果的な方法です。
在宅ワークを初めたら税務署に行って「開業届」を提出してください。
開業届をさえ出してしまえぱ、主婦の方でも自営業者を名乗る事が出来ます。
開業届は誰でも提出する事が出来ます。
個人事業主になると税金等の手続きが面倒臭くなりますが「在宅ワークでも趣味ではない」と言うアピールをするには最強です。
個人事業主になると自分で確定申告をする必要があります
税務署で開業届と青色申告承認申請書を提出する
開業届と青色申告証明書はどちらも税務署で貰えますが、国税庁のHPからもダウンロードできます。
在宅ワークでの実績を作る
在宅ワークで保育園を申請する場合、自治体にもよるのですが、ある程度まとまった収入がないと「趣味の範囲」とみなされてしまう事があるようです。
この2つをアピールしてください
- 収入を得ている実績
- 作業時間
「収入を得ている実績と働いている時間」をキッチリと申請書類に記載してください。
「私なんて在宅ワークだし、そんなに稼げてないし…」と卑下することはありません。
まずは個人事業主として自分の職種と労働時間を確認しましょう。
在宅ワークの場合「会社員」と言ったくくりがないため保育園の申請をする時の「職種」について悩まれるかも知りません。
- 在宅での図面修正→CADオペレーター
- アフィリエイト→ＷＥＢライター
- イラスト販売→イラストレーター
職種が決まったら労働時間を確認してください。
入所のポイントを稼ぐためには「８時間以上の就労実態」を作る事が重要です。
激戦区でなければ時短労働でも保育所に入所出来ますが、激戦区だとフルタイム勤務でなければ難しいと思います。
就労証明書に自分の仕事内容を書く
保育園の申し込みに必要な就労証明書の用紙は各自治体のHPからダウンロードするか、窓口に行ってもらってください。
個人事業主になったら、就労証明書に自分の仕事のスタイルを自分で書き込めば準備OK！
認可外保育園・保育ママ（ファミサポ）利用の実績を作る
在宅ワーカーとして仕事をしている方は「子育てと仕事を両立したい」と言う考えから、在宅を選択されている方も多いかと思います。
お気持ちはとてもよく分かりますが、保育園は「保育に欠ける状態」でなければ入る事が出来ません。
お住まい自治体の保育園選考基準に「認可外保育園・保育ママの利用」で加点がない場合、認可外保育園に預ける必要はありません
認可外保育園等を利用した場合、在宅ワークの作業時間が増えるため「仕事をした実績」も積み上がるかと思います。
「仕事をして収入を得ている」という実績がないと保育所への入所は困難です。
そのためにもまずは「育児中心」の生活から、少しずつでも「仕事中心」の生活に切り替えていきましょう。
まとめ
ですが何もしないで手をこまねいているよりも内定の可能性が上がるのも事実です。
- 在宅ワークで仕事をしている
- 在宅ワークでの収入がある
- 認可外保育園（保育ママ）を利用している
東京23区の保育園激戦区と呼ばれる地域の場合、在宅ワークで認可保育園に入ることは難しいかも知れませんが、そこまで激戦区でない場合、>申請してみる価値はあるかと思います。
「子どもを預けないと就職活動も出来ないのに……」と嘆くより最大限に努力してみてはいかがでしょうか？
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