保活をしていた人達にとって2月、3月は運命の分かれ道です。
内定通知が届くか、不承諾通知が届くかによって天国と地獄が変わる事かと思います。内定通知が届いたのなら問題ありません。しかし不承諾通知が届いてしまった場合はどうしたら良いのでしょうか?
不承諾通知が届いてしまったら?
もし不承諾通知が届いてしまったら、とりあえず育休を延長すると言う方法があります。(育児休暇の延長は職場環境によって不可能な方もおられるかと思います)
ただし、この場合は来年保活をするにしても「育児休暇中」の扱いとなりますから、無認可園に預けて働く人よりもポイントは低くなってしまいます。もちろん、ポイントの算定は地方自治体によって違います。
認証・無認可園・保育ママ
育休を延長しない場合は認証・無認可園・保育ママ等の利用を考える必要が出てきます。
しかし、これらの手段を取れる地域に住んでおられる方はまだ恵まれています。と言うのも「超激戦区」と言われる地域では、認証・無認可園・保育ママ等の手段でさえ「キャンセル待ち120人」などと言われるケースがあるのです。
不承諾通知が届いてガックリしているところに「キャンセル待ち120人です」と言われたら、どれほどショックな事かと思いますが、それでも諦めないでください。
認可園に入れた人達のキャンセル
無認可園の場合、手付金的な物を支払って予約申込が出来る園があるのですが、そう言った園に申し込んでいて認可園に内定が決まると入園を辞退する事があります。
ですからキャンセル待ち人数が多くても、案外順番が周ってきたりするのです。復帰予定の職場への報告期限ギリギリまでは、諦めずにキャンセル待ちを続けつつ「通えそうな認証・無認可園」を手当たり次第当たってみる事をオススメします。
来年度に向けての課金
生活していけないレベルの園に入る必要はありませんが「これじゃあ、なんの為に働いているか分からない」というレベル……つまり支払い可能な金額なら「来年に向けての点数を買う」つもりで、認証・無認可園に入るのは1つの考え方だと思います。
一般的に1歳児の保活は0歳児よりも厳しいと言われています。保活の恐ろしいところは「1年待機していたからって入りやすくなるとは限らない」と言うところです。
まとめ
「諦めかけていた頃に無認可のキャンセル待ちがまわってきた」と言う話はよくある事です。しばらくは胃の痛い日々が続くかと思いますが、良い結果が出ることをお祈りしています。
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