今年も認可保育所の入所が決まる時期となりました。
結果待ちをしておられる方にとっては、毎日気が気ではないかと思います。
今回は地域限定の記事で恐縮ですが、2020年度の東京都千代田区の保育所入所当落ラインについてお届けします。
2021年。千代田区。保育園選考結果。
これは2021年度限定の資料です。
保育所の入所基準は年度によっても違ってきますから、来年もこの指数で当落が決まるとは限らないと言う事をあらかじめご了承ください。
来年へ向けての保活の参考にしていただけると幸いです。
当落ラインは「20点以上」です
正確な統計を取った訳ではありませんが、当落ラインは「20点以上」です。
ちなみに20点と言うのは両親フルタイムの状態です。
ただし1歳児の場合は22点がボーダーの園が多く、20点だと小規模しか狙えないケースがあります。
内定が出た方のザックリとした印象
内定が出た方の状況を拝見すると「20点以上」書かせて戴きましたが、年齢や条件によっては20点では厳しいケースが続出しています。
千代田区は毎年内定指数を公開しているので来年度以降、保活される方は狙っている園の最低指数をチェックしてみてください。
2021年度の千代田区、保育園内定最低指数
千代田区は東京23区内では待機児童の少ない地域として知られています。
昨年、2020年度の待機児童数的には0人なんです。(ただし隠れ待機児童は含まれません)
人気園だと両親フルタイムだけで内定を取るのは難しいかも知れませんが、小規模等を入れるなど贅沢を言わなければどこかに滑り込めるのかな…と言う印象です。
千代田の場合、役所の窓口まで相談に行けば、親身になって相談に乗ってくれるようです。
来年度以降に保活を考えておられる場合は、一度役所に出向いてみる事をオススメします。
2021年度の千代田区の状況
千代田区は東京23区の中では比較的保活のしやすい区だと思います。
待機児童0との話もありますが、流石にそれは言い過ぎかな…と思います。
待機児童ゼロと言っても認可保育園に入れなかった人が1人もいない…と言う訳ではないのです。
Twitter等をチェックしていると3歳児4月でも入れなかったと言う話(裏付け取れていません)もあり「待機児童ゼロ」と言っても保活が楽だとは言えない気がします。
ただ千代田区の場合、希望園の数を上限まで書いても不承諾だった場合、ベビーシッターにかかる費用は区が負担してくれます。
待機児童対策には手厚い区だと言っても過言ではなく「保活をするなら千代田区へ!」と言いたいところですが、ある程度収入の高い世帯でなければ千代田区では生活が成り立たないのが辛いところですよね。
また千代田区は選考に居住年数が加味されますから、新規参入には厳しいと言うところもあります。
保活激戦区と呼ばれる地域からすると格段に入りやすいと言うのも事実ですが最近は保活のために転居する人も少なくありません。
さらに言うなら千代田区はタワーマンションが増えていますから、今後1歳児枠はさらに厳しくなってくる可能性があります。
来年度以降、油断は禁物かな…と思います。
まとめ
内定が出なかった方はガックリされているかと思いますが、二次募集で内定が出る場合もあります。
無認可等を抑えられなかった場合でも、認可園が内定して、抑えていた無認可をキャンセルする方が出てきますから、片っ端から連絡してみる事をオススメします。
また、来年以降も保活を続けられるのでしたら「20点以上」が確保できるように頑張っていただきたいと思います。
来年度以降の保活を考える場合は…
- 来年は転勤がありそうだから違う市で保活をするかも知れない
- 引っ越しも視野に入れて保活したい
……と言う場合は、他の自治体の状況も確認してみてくださいね。
2020年度。保育園・保育所内定指数(点数)一覧表。
2020年度の認可保育園・保育所の最低内定指数をまとめた一覧表を作成しています。 結果が分かり次第、随時更新していきますので、興味のある方はチェックしてみてください。 自治体によっては市(区)のHPで ...