保育所・保育園探し。タワーマンションの方は要注意！

保育所・保育園の不足は年々深刻化してきています。

安倍政権は「子育て支援に力を入れる」と明言していますが、待機児童が減る様子はありません。

保育所激戦区と言われる地域では「0歳児の4月入所を逃したら保育園には入れない」とまで言われています。

……とは言うものの、待機児童問題には地域格差が存在します。

過疎化が進んでいて「子どもは全員保育所に行くよ」と言うような地域もあれば、そこまで恵まれていなくても「パートタイムでも入れる」とか「自宅で内職するレベルでも入れる」と言う地域も少なくはありません。

タワーマンションでの保活

管理人

当たり前の事ですが「子育て世帯が集まっている地域」は待機児童が多くなります

仕事の多い都会ほど待機児童が多いのは簡単に想像出来ますが、最近はタワーマンション近辺が保育所激戦区になっています。

タワーマンションを建設する際に自治体が主導権を持って都市開発を平行して進めていけばこんな事にはならなかったのでしょうが、そこまで計画的に建てられたタワーマンションは少ないようです。

タワーマンションって保育園ついてるよね？

最近、建築されたタワーマンションには大抵保育園が併設されています。

しかし、そのほとんどは「タワーマンションの住民しか入れない保育園」ではないのです。

特に認可保育園の場合、一般の保育園と同じ形で選考が行われます。

またタワーマンションの保育園が無認可の場合も要注意です。

「3歳までしか預かってくれない小規模園」の可能性もありのす。

また、タワーマンションの保育園を希望する住民の数が多い場合は無認可でさえ入るのが難しいケースがあります。

最新のタワーマンションだと「保育園入園保証付き」として売り出されていますが、保育園入園保証が付いていなタワーマンションの場合、保育園が併設されていたとしても入れない覚悟が必要です。

あえてタワーマンションの保育園を避ける人達

タワマンを購入された方の中には「あえて」タワマンに併設されている保育園を避ける人たちもいます。

タワマンを購入出来るのは所得が高い世帯に限られています。

タワマンの場合……

……と世帯収入が分かりやかく細分化れています。

そのため、一般的なマンションや戸建住宅よりもママ友同士のマウンティングが厳しいと言われています。

また、マンション内のキッズスペースや併設保育園内で人間関係が固まってしまうため「息苦しい」と感じる人もおられます。

大阪市内のタワーマンションを購入した友人の体験談

私の友人は大阪市内のタワーマンションに住んでいるのですが、子どもを保育園に入れる事が出来ずに職場復帰を諦めました。

大阪市内の一部の地域は、それまでドーナツ化現象により、子どもが少なくなっていて、保育所にしても小学校にしても統廃合が進められていました。

ところがタワーマンションの建設ラッシュで。

急激に若い世帯が増加したため、保育園どころか小学校でさえ「教室が足りない」と言う事態に陥っています。

しかし友人もそのことを全く危惧していなかった訳ではありません。

タワーマンションを購入する時、わざわざ「保育園付きのタワーマンション」を選んでいるのです。

しかしタワーマンション等の一角に設置された保育園でタワーマンションの住人の子ども達をすべて受け入れる事は不可能でした。

しかも、せっかく保育所が設置されているにも関わらず「マンション住人優先」と言う訳ではなかったのです。

友人は技術者なので「とりあえず在宅で繋いで、子どもがもう少し大きくなってから社会復帰する」という選択をしました。

まとめ

管理人

最後に1つ大切なことを補足しておきます

認可保育園の選考基準は自治体によって異なります。

上記の3つのうち1つ以上当てはまると内定が出やすいのですが、どうしても同点になってしまいますよね。

同点の場合の決め方で採用されがちなのが「年収」なんです。

タワーマンションを購入出来る世帯は他の子育て世帯よりも高収入であるパターンが多いため選考の際、年収での争いになった場合は厳しいかも知れません。

「子どもを保育所・保育園に預けて仕事をはじめたい」と考えている方の中で、タワーマンションにお住まいの方はご紹介したたタワーマンションの状況を把握した上で、保活に励んで戴きたいと思います。

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