暑い夏が終わると保活の本格的なシーズンがやって来ます。
「保活」とひと言で言っても、やるべき事は沢山ありますよね。
みなさん置かれた立場が違うので、保活のベストなやり方も違ってきます。
- 保育園落ちたら育休延長して対応する
- 保育園落ちちら完全に積むので無認可園を抑えておきたい
育休延長が可能かどうか、兄弟がいるかどうかで動き方が変わってきますが、保活をするママが全員するのが「認可保育園への申込み」だと思います。
認可保育園に入るためには、4月の一斉入園が最も入りやすいと言われていますが、多くの自治体では夏を過ぎた頃から認可保育園の受付を開始します。
認可保育園4月入園の申込み
認可保育園の4月入園の申込み…と言っても、自治体によって時期はバラバラです。
早い自治体だと、世田谷区では9月2日(月曜日)から令和2年4月入園の申込みの受付をはじめます。
- 9月申込み
- 10月申込み
- 11月申込み
- 12月申込み
4月一斉入園と言っても、自治体によって申込み時期も、発表時期も様々ですが、秋から冬にかけて申し込んで、年明けから2月末あたりに結果発表…と言うパターンがほとんどです。
申込み資料一式を手に入れる
保活をする方が絶対にして戴きたいのは自治体が発行している申込み資料の熟読です。
当サイトもそうですが、最近はインターネット上で保活に関する情報を簡単に手に入れることが出来ます。
だけど、その情報って「絶対」ではないんです。
保育園の選考基準は同じ自治体でも年度によって変わることがあります。
- 昨年まで兄弟加点がついたのに、今年からなくなった
- 昨年は在宅勤務だと点数が低かったのに、今年から優遇されるようになった。
- 昨年まで待機児童になったら加点があったのに、今年から加点がなくなった
本当にビックリしますが、上記の例は実際にあった事です。
子育て系の交流サイトや掲示板やTwitter等で収集した情報が絶対に正しいとは言い切れないのです。
申込み用紙に記載する場合は、必ず自治体が用意した資料を熟読してください。
加点があっても油断しない
嘘みたいな話ですが、毎年「私は点数けっこう高いから大丈夫」と呑気にかまえていた人が全部落ちるケースが発生します。
- 兄弟加点があるから大丈夫
- うちは激戦区じゃないから大丈夫
- 両親フルタイム勤務がたら大丈夫
高得点だからと、油断てし人気園しか書かずに、保育園に全落ちする人が本当におられます。
その一方で「パート勤務なので無理かと思って小規模不人気園に滑り込みました~」と、上手に滑り込む人もおられます。
上手に滑り込むのは難しいとしても「高得点なのに保育園に入れない」なんて、あまりにもモッタイナイ話です。
「たぶん入れるんじゃないかな」なんて油断しないでください。
どの自治体でも希望園は複数書けると思うので「万が一本命に入れなかった時」を見越して、1園でも良いので必ず「入りたい園」ではなくても「入れそうな園」を書いておいてください。
もちろん「保育園全部落ちたら育休延長してのんびり子育てするつもり」と言う場合は、本命のみで十分です。
ただ「保育園に落ちたら積む」と言う状態の場合は、どんなに持ち点が高くても油断しないでください。
提出書類は抜かり無く記入する
当たり前のことばかり書きますが、提出書類は抜かり無く記載してください。
ご家庭の状態によっては添付書類が必要になるケースがあるかと思います。その場合は早めに書類を準備しましょう。
書類を書く時の参考に
あとになって「ちゃんと書いておけば保育園に入れたのかも…」と後悔しないように、キッチリ書いてください。
園の見学
もし、園の見学に行っていない場合は、申込みをする前に見学しておくことをおすすめします。
いくら口コミで評判が良くても「すでに兄弟が通っている」と言うのでなければ自分自身の目で見て、感じることは大切です。
参考に
後悔のないように準備なさってください
認可保育園の申込みをしてしまえば、あとは運を天に任せるしかありませんが、それまでは足掻けるだけ足掻いてみてください。
昨年度(2019年)の状況を知りたい方はこちらをご覧ください
希望園に入れるように、そして万が一希望園に入れなかったとしても「やり切ったから悔いはない」と思えるように、認可保育園の申込みまでは、油断ないようしっかり準備して戴きたいと思います。