今年も認可保育所・保育園の4月入所の結果発表の時期がやって来ました。
発表の時期は自治体によって異なりますが、早いところだと1月末あたりから結果が届きはじめるかと思います。
承諾通知が届く事を祈るしかないのですが残念ながら現状では不承諾通知を受け取る人も少なくありません。
退職せざるを得ない?
ここまで頑張って保活をしてきたのですから、筆者としては頑張ってきた人が報われて欲しいと願うばかりでずか「承諾・不承諾」の通知は「頑張ったから」が通らない部分が多々あります。
もし不承諾通知を受け取ってしまっても受け入れるしかありません。
不承諾通知を受け取ってしまった場合
不承諾通知を受け取ったとしても、置かれた立場によって対応は異なってきます。認証園や無認可園を押さえている場合は押さえているいる園に入園手続きをすることになるかと思います。
今回、不承諾だったとしても、とりあえず育児休暇を延長して来年再チャレンジする方もおられるかと思いますし、また保育ママや小規模保育、あるいは二次募集に賭ける方もおられるでしょう。
来年度以降も保活を考えておられる場合は「不服申立て」をしておく事をオススメします。
育児休暇を延長出来ない場合
不承諾通知を受け取ったとしても、先に書いたような対応が出来るなら良いのですが、中には「保育園が決まらないと仕事を辞めるしかない」と言う方もおられるかと思います。
育児休暇を延長出来る人は良いのですが、延長する事もできず、認証・無認可・保育ママ等も押さえる事が出来なくて「退職届けを出すしかない……」と絶望する方もおられるかと思います。
ちょっと待って! 早まっちゃ駄目!
既に育児休暇を延長していたり、そもそも育児休暇を延長出来る環境ではなかったりする方もおられるかとは思いますが、もしあなたが正社員で働いているなら最後まで正社員の地位は手放さないでください。
「子育てが落ち着いてから再就職を…」と考える方も多いようですが、一旦専業主婦になってしまった女性が正社員になるのは簡単な事ではありません。
派遣やパートで働く事も可能ですが、福利厚生面や生涯賃金を考えるなら、正社員の地位はギリギリまで死守した方が懸命です。
意外とまわってくるキャセル待ち
「退職するなと言ったって、無認可さえ押さえられなかったらどうしようもない」と思われる事でしょう。
実際、激戦区と呼ばれる地域では認証・無認可でさえ押さえる事は困難です。しかし、その一方で「認証も抑えたし、認可も承諾された」と言う人がいるのも事実なのです。
「キャンセル待ちの順番が2桁だったけど入園出来た」なんて、保活ではよく聞く話です。
まとめ
不承諾通知を受け取ると「終わった……もう駄目だ…」と絶望的な気持ちになってしまいますが、ギリギリまで諦めないでください。職場の上司に相談して、待ってもらえる範囲で頑張って戴きたいと思います。
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