広告 保活の豆知識

保活は厳しい…だけどここまで酷くない。煽り記事に惑わされないで!

今年も残すところあと僅かとなりました。地域によって申込時期が異なるので、まだ申込されていない方もおられるかとは思いますが、2016年度4月入所の申込を済まされた方も多いのではないかと思います。申込が終わってしまえば、結果が出るまで後はまな板の鯉。今さら、どうにも出来ないと分かって入るものの、保活ママにとって申込から結果発表までの時期が1番辛いのではないかと思います。

あまりにも酷いAERAの記事

インターネットで情報収集をしていると有意義な情報をゲット出来る反面、そうでない情報が多いのも事実です。先日、ヤフーのニュース・トピックスに出ていたAERAからの保活の記事を読まれた方も多いかと思いますが、筆者はあまりにも酷い煽り記事に憤慨してしまいました。

「私、死んだ方が保育園に入れますか?」壮絶保活で母親うつに〈AERA〉

まず記事のタイトルが酷い。こんなタイトルを目にしたら誰だってギョッっとするでしょう。まして、保活真っ最中の方ならなおのことです。この記事を読んで絶望した方もおられるのではないでしょうか?

本当に取材して書いた記事なのかどうか……

記事の内容についてはリンク先をご覧になって戴きたいのですが、じっくりと内容を読むと、保活を続けてきた方なら「それって…変じゃないの?」と感じる部分が多いかと思います。記事を書いた方は恐らく取材をせず「こんな話を聞きました」程度の又聞きだけで記事にしたのだと思われます。

辻褄が合わない点について

都心の一等地にある月20万円の認証も一杯
→認証保育所には上限があります。(ちなみに上限8万円)
これは認証ではないのでは?

生後1ヶ月から預けたい
→そもそも生後1ヶ月から引き受けてくれる保育所は少数。
どちらかと言うとベビーシッターにお願いするべき案件。

自動ミルク給餌をしている認証
→認証でこれはあり得ない。
無認可園でも相当珍しい。児童相談所に通報されても不思議ではない。

ベビーシッター代が1時間2800円
→地域差があるけれど、もう少し安いところも多いはず。
そもそも保育ママ制度について一言も書かれていないのは不自然。

では、どうすれば良かったか?

残念ながら「生後1ヶで保育所」と言うのは今の日本では難しいかと思います。しかし2ヶ月、3ヶ月かなら可能です。しかし「鬱になった」「私が死んだら…」と言うところまで追い詰められる必要はなんてありません。゜

この記事の設定が本当だとしたら「都内で会社を経営する女性」とありますから、一般的に考えてそこそこの収入があると思われます。その場合、生後1ヶ月~2、3ヶ月の間は「保育所に入るための経費」と割りきって、ベビーシッターにお願いして、その期間が済んでからは無認可園に。無認可園で有償保育の実績を作ってから、4月入所の申込をすれば第一子であったとしても「両親フルタイム勤務。有償保育実績」があれば、より好みしなければまず入所出来るかと思います。

また記事には「月20万円の認証も一杯」とあった事を考えると「月20万円」の保育料が払える経済力を持っていると推察出来ます。正直、それだけの費用を出す事が出来るならベビーシッターなり、無認可園なりどうにかなると思われます。

また「両親フルタイム勤務。有償保育実績」があっても入所が厳しい地域なら、別の地域に引っ越す事も可能です。「都内」との事なので、少し調べれば待機児童数や「第一子でも両親フルタイム、有償保育実績があれば4月入所可能」な区がある事は分かるはずです。

まとめ

これは完全に煽り記事としか思えません。まともに調べもしないで記事を書くなんてジャーナリストとしてどうかと思いますし、一生懸命、保活を頑張っている方に対しても失礼だと思いま。

どうか、こんな煽り記事を読んで不安にならないでください。いくら保活が厳しいと言っても、都内激戦区でもここまで酷くはありません。認可園4月入所の結果が出るまで、心穏やかではいられないと思いますが、必要以上に不安を感じないで戴きたいと思います。

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