保活の豆知識

川崎市の待機児童がゼロ?マスコミ報道に惑わされないでください!

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横浜県川崎市は4月23日、認可保育所に入りたくても入れない待機児童数が今月1日現在でゼロになったと公式に発表しました。NHKをはじめ、各局のニュースで報道されているのをご覧になった方も多いのではないでしょうか。保活をしている母親にとって、こんなに嬉しい事はない……と言いたいところですが本当にそうなでしょうか?

川崎市に待機児童はいないのか?

数字のマジックがあるのです……

川崎市が待機児童問題に対して熱心に取り組んでいたのは事実ですし、その事自体は称賛に値します。ですが「待機児童ゼロ」と言う言葉をそのまま受け取るのは危険です。

保活をしている母親からすると「へぇっ。それはすごいね。みんな認可園には入れたなんて素敵過ぎるわ」と思ってしまいがちですが、待機児童の中に「認定・認証園」に入れた子どもは含まれないのです。「認可園に入りたかったけれど、認定しか引っかからなかったから認定園に入った」というケースは含まれていません。ちなみに2015年、川崎市の認定保育園には3829人もの子どもが入園しています。

また認可に入れなくて育休延長した人や、認可にも認証にも決まらかった為に退職した人の場合「待機児童」の数には含まれないのです。

かつての事を思えば評価出来ます

とは言うものの、川崎市の待機児童はピーク時の2010年は全国ワースト2位の1076人。2013年は県内市町村で最多の438人でしたから、待機児童数が激減した事に間違いありません。ですが、保活の口コミサイトなどを見ていると川崎市で保活をしている母親達が満足しているとは思えません。保活をしている多くの母親達の希望は「認可園」への入園なのです。

「待機児童問題は解決した」という認識が怖いのです……

川崎市の待機児童が激減したのは事実ですが、これで「待機児童問題は解決した」と認識するのは危険です。また、マスコミの報道を鵜呑みにして「川崎市の保育園は足りている」と認識されないかが心配でなりません。

また「川崎市は待機児童ゼロなんだから、川崎市に引っ越したら保育園に入れるんじゃない?」と転入者が増えるのではないかという問題もあります。もちろん、本当に待機児童がゼロで保育園が足りているのなら、転入者の増加は喜ぶべきことなのですが、現状では保活を激化させることになりかねません。

まとめ

いかがでしょうか? 待機児童問題に関する「数字の罠」は今回の川崎市の報道に限ったことではありません。「待機児童の少ない地域に引っ越したい」と考えたり、保活の指針にする時は、マスコミ報道に惑わさる事なく自分で集めた情報を頼りに活動するようにしてください。

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