保育園入園の申し込みをする時に「希望園の順位をどうするのか?」ってことについて疑問に思ったことありませんか?
保育園の選考方法については、各地方自治体に委ねられているので、自治体によってルールが大きく変わってきます。
保活の基本はお住まいの自治体の選考基準を熟知することからはじめて戴きたいのですが、今回は「希望順で選考結果が変わらないパターンと変わるパターンについてご説明します。
保育園の希望順位と選考結果について
ここでは指数が110点、109点、108点の人がいた…と仮定して説明します。パッと見て110点の人が有利で108点の人があることは不動なのですが、選考基準によっては選考結果が変わることがあります。
指数 | 110点 | 109点 | 108点 |
第1希望 | A園 | A園 | B園 |
第2希望 | B園 | B園 | A園 |
選考基準に順位が関係ない場合
選考基準に順位が関係無い場合、まず点数の高い110点の方がA園に内定し、次に109点の方がB園に内定します。108点の方はB園を第1希望に設定していますが、109点の方よりも1点低いため不承諾となります。
この方式は世田谷区、江戸川区(公立)、をはじめ、多くの自治体で採用されています。
選考基準に順位が関係ある場合
さて。選考に希望順位が関係する場合は厄介です。
例えば江戸川区(私立)の場合は第1希望を出している方が優先的に内定をゲットすることになります。
A園を第1希望にしているのは、110点の方と109点の方なので、110点の方がA園に内定となります。
B園を第1希望にしているのは、108点の方なので108点の方がB園に内定となります。
109点の方は108点の方よりも、指数的には1点多いのですが不承諾となります。
「この園を第1希望にしたから指数が低かったけど入れた」とか「この園を第1希望にしてしまっから待機児童になってしまった」と言うことに結びついてしまいます。
選考基準に希望順位が関係ある自治体の場合、「パート勤務で点数低かったけど内定出ました~」なんて事が起こりがちです。
内定を得るためにやるべきこと
保育園の内定を得るためには、まず自治体の選考基準をしっかり把握しておくことが重要です。
今回、例にあげて説明した2つのパターンはどちらにしても不承諾になってしまった人からすれば不公平感が拭えませんが、どうしようもないのが現実です。
行き着くところは「どうやって指数を上げるのか?」と言うところになるのですが、選考に希望順位が関係する自治体にお住まいの場合、作戦を練ることで内定が出たり、または内定が出そうな指数なのに不承諾になってしまう可能性があります。
内定をゲットするためには、住まい自治体の選考基準を把握するとこからはじめて戴きたいと思います。
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