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保育所・保育園。私的契約児って何?お金があれば入れるの?

我が子を保育所に入れるべく保をしていると、いろいろな情報を耳にする機会があるかと思います。

みんなが希望している園に入園出来れば良いのですが、保育所激戦区にお住まいで「育休中で職場復帰が決まっているのに入所出来ないかも……」と言う方は「もし、入所が決まらなかったら」と言う事も考えておられるかと思います。

みなさんは「私的契約児だったら入れるんじゃない?」なんて噂を聞いた事ってありませんか?

私的契約児とは?

疑問

公立、または認可保育所の場合、入所の審査は点数(ポイント)制で行われます。

ポイントについては別記事の『保育所入所基準指数表(参考)』で書いているので参考になさってください。

ポイントが高い人から順に入所順位が決められていくので、申し込み時点でどれだけポイントを稼げるか……と言うことが重要になってきます。

しかし、認可保育所の場合は役所を通さずに保育所と保護者が直接契約する事が出来る「私的契約」が認められています。

私的契約の場合公的な補助がありませんから、保育料等の負担はすべて保護者が支払わねばならず、月々にかかる費用は役所を通すよりも高くなります。

しかし、この私的契約は「定員割れをしている場合」に限られますから、保育所激戦区では認められていないと言っても過言ではありません。

……とは言っても、これはあくまで建前上の話。

私的契約児のグレーゾーン

グレーゾーン

実際はこの「私的契約」と言う制度はグレーゾーンがあるようです。認可保育所が役所に提出する提出する月報(前月の在園児数の増減報告)には、なぜか「私的契約児」の数を書く欄が存在します。これが何を意味するのかは、正直「お察し」というところです。

もちろん、すべての保育所がグレーゾーンを容認している訳ではありません

しかし「そんな保育所もある」言う事は事実のようです。もし経済的な事がクリアできるのであれば、もし保育所に入所出来なかった場合、とりあえず保育所に相談してみるのはアリかも知れません。

私的契約が出来なくても、私立保育所の場合、園によっては認可保育所の他に、同系列で無認可保育所運営していて、無認可でも認可保育所に準ずるレベルの保育を受けられるケースもあり「認可園は無理でも無認可園は行けますよ」と紹介してもらえる事もあるようです。

まとめ

噂話

保育所の入所に関しては都市伝説的な噂が沢山存在しますが、子どもが少ない地域では「私的契約なんて当たり前」で「子どもみんな保育所に入れます」なんて事も本当にあるのです。

ただ、この場合の私的契約は、あくまでも「定員割れしている」という前提で成り立っているので、保育所激戦区の場合、私的契約での入所は簡単ではないと思っていた方が良さそうです。

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