疑問

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「親が公務員だと保育所に入りやすい」って噂は本当なの?

保活情報をWEBで調べたり、ママ友経由の口コミを聞いたりしていると「公務員は保育所に入りやすい」と言う話を聞いた事はありませんか?

筆者もそんな噂を聞いたことがありますし「そう言えば知り合いの公務員さんのお子さんで待機児童になった人っていないな……」と思った事がありました。

「親が公務員だと保育所に入りやすい」と言う噂

保育園の選考は「保育所入所基準指数表」に基づきます

保育園の審査はポイント制になっていて、ポイントの高い人から入所準備が高くなる仕組みです。ポイントについては別記事の『保育所入所基準指数表(参考)』で詳しく書いているので参考になさってください。

基本的に「両親共に働いている」「勤務時間が長い」場合ほどポイントは高くなっています。

ひとり親世帯もポイントが高くなります。職業別に特別枠がある……と言うような事はありません。

本当に公務員も平等なの?

疑問

……とは言うものの、少なくとも筆者の周囲で公務員のお子さんが待機児童になったケースはありません。

となると「なんだかんだ言ってグレーゾーンがあるんじゃない?」と疑いたくなるのですが、これは公務員の待遇の良さが原因なのです。

『保育に欠ける理由』の「就労」の項目は公務員の勤務体制(一般職)を基準に作られています。また、労働関係の法律(育児休暇とか、有給休暇とか)も基本的に、公務員の勤務をベースに作られています。

保育所の「保育所入所基準指数表」だけが特別に公務員ベースで作られている訳ではありませんが、公務員がその規定に当てはまりやすいのは当たり前なのです。

保育園を希望している保護者の方で、公務員並の待遇で働いている方って少ないですよね?

保育所に子どもを預けたいと言う希望者の中で、公務員並の待遇で働いている人ってどれくらいいるのか……と言う事を考えると「親が公務員だと保育所に入りやすい」のはある意味当たり前と言えるのです。

公務員と言っても……

看護師、保育士

保育所の入所は地方自治体に任されているのですが、自治体によっては公務員と言っても「自衛官、消防・警察、医療従事者」など、公務員の中でも特に公共性の高い職種に就いている人については加点対象としているところがあるようです。

もちろん、これも「一部の地方自治体」の話であって、すべての地方自治体で採用されている訳ではありません。

噂は噂に過ぎません

噂話

「親が公務員だと保育所に入りやすい」と言う噂は、調べる限りでは噂でしかありません。

しかし、それと同時に公務員の待遇の良さが保育所への入りやすさに繋がっている事は否定できません。

「出産後もずっと働き続けたかったけれど、産休・育休を取れるような会社じゃなかったから一旦辞めざるを得なかった」という方も多いですよね。

時短勤務、パート勤務だと、フルタイム勤務の人には太刀打ち出来ません。

まとめ

結局のところ「親が公務員だと保育所に入りやすい」だなんて噂を聞いて悶々としているくらいなら、仕事をしながら、無認可園であったとしても「子どもを預けて働いています」という実績を作るのが、保育所入所の近道なのかも知れません。

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